決済 クローズ close
トレードで購入した金融商品や通貨を、後日売却することを決済と呼びます。
決済には、現物決済と現金決済があります。現物決済は、取引された商品そのものを受け取ることで決済が完了する方法です。
例えば、株式取引などでの実物受取型の取引がこれに相当します。
一方、現金決済は、取引された商品の代金を支払い、その代金のやりとりによって決済が行われる方法です。
外国為替取引などで多く採用されています。
現金決済は、通常は決済日に双方が口座にある資金を振り込むことによって行われます。
取引される金融商品には、価格変動の影響で値段が変動するものもあり、円高などの通貨の状況によっても、取引時とは異なる価格で決済が行われる場合があります。
為替取引などでは、うまく決済タイミングを見極めることが大切です。
また、取引金額に応じた手数料が発生することもあるため、事前に手数料についての情報を収集しておくことも重要です。